
男の子の服を探そうとすると、どこへ行っても必ず、絶対にと言っていいほど見つけられる、とあるモチーフがあります。
それは、「恐竜」。
リアル寄りだったり、かわいらしいデフォルメだったりと、デザインも色も様々。それだけ人気があるという証拠ですね。我が家の4歳児も恐竜は大好きで、先日訪れた博物館でも、ステゴサウルスの骨格標本の前で「写真を撮って」とお気に入りのポーズを決めておりました。
誰も見たことがないのに、想像しただけで、なんだかワクワクして…こどもも大人も大好きな恐竜たち。
今でも研究が進められていて、色々な新しい説が次々出てくるところにも、太古のロマンを感じます。
このページでは、そんな恐竜をモチーフにつくった器たちのことを綴ってみたいと思います。
はじまりはワンポイント
大きなからだに、のしのしとした足どり。とっても強そうだったり、のんびりしていそうだったり…その個性豊かな姿を、器にしてみたらどうだろう?食卓に並んだら楽しそう!と思ったところから、よしざわ窯の「恐竜の器たち」がうまれました。
かわいいものを求めているお客さまが比較的多いよしざわ窯で、かっこいい恐竜の器をつくることは、なかなかの冒険でしたが…陶器市などでも「恐竜の器が欲しくて来ました」という声をいただいたり、実際に使っている写真を拝見する機会があったり。おかげさまで、つくってよかったなぁと思うシリーズのひとつになりました。

人気者たちの中から初めに選んだのは、長い首のブラキオサウルスと、大きな骨板をもつステゴサウルス。
ドットの模様を入れたリムの正方隅切洋皿に、ワンポイントの恐竜たち。ツヤのある深い色合いの釉薬で、ちょっと大人っぽい姿でのお披露目となりました。

ちょっと大きくてカレーにぴったりの深皿には、背中の帆が特徴的なスピノサウルスを。映画で見たことがある方も多いかもしれません。大きな口をグワッと開いた姿を見ていると、ちょっと真似して食べたい気持ちになってきます。
恐竜そのままのシルエットをいかして
身体の大きな恐竜たちなので、そのままの形でも器にできそう!ということで、ステゴサウルスとトリケラトプスのお皿ができました。草食の恐竜たちはどこか愛らしく、意外と使い勝手は抜群。和にも洋にもスイーツにも、つい手に取りたくなるような存在になりました。

満を持して2025年に初登場したのは、恐竜の王者ともいわれるティラノサウルス!
大きな顔に鋭い歯、今にも駆け出しそうな力強い脚。小皿のなかに、その姿を生き生きと描けたなぁと思っています。

広がる恐竜の世界
一種類ずつ描いてきた恐竜たちを、まるで図鑑のように集合させてみた器もできました。
器も恐竜も、デザイン部のメンバーがひとつひとつ描き、形にしていきました。

「恐竜たちの八角皿」ではプテラノドンが、「ヨルノアオ 恐竜たちの西洋皿」では、アンキロサウルスが新しく仲間入りしました。
*厳密にいうと、プテラノドンは恐竜ではなく翼竜という分類になるそうです。それでも、恐竜たちの世界で空を舞う姿は欠かせない気がして、仲間入りしてもらいました。

贈りものとしても人気です
よしざわ窯の恐竜たちは、贈りものとしてお買い求めいただくことも多いので、ラッピングのチャームもつくりました。
小さな素焼きのチャームは、いたずらっ子な感じのティラノサウルスと、にっこり笑顔のステゴサウルス。
細かな凹凸で表現した硬そうな皮膚感や、愛嬌のある表情を、ぜひお手に取って見ていただきたいなと思います。

チャームは、器とお揃いにして、箸置きとして使うのもおすすめです♪
紐を通して、お部屋のアクセントとして飾れば、小さな恐竜たちをいつでも眺められます。

「お気に入りなのに割ってしまったので再販してほしい」とご連絡をいただくことも多い、恐竜の器たち。
愛用していただいていることが伝わってきて、とってもうれしく思っています。
器は大切に使っていても、時には欠けたり割れてしまったりするもの。そんな経験もまた、ものを大事にする気持ちを育ててくれるのかもしれません。
遠い昔を生きた恐竜の器たちを眺めながら、思わず会話がはずんだり、お気に入りを選ぶのが楽しみになったり。日々の食卓に、ちょっとしたワクワクをお届けできたらうれしいです。
2026年5月 カワハラ
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