※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外径…22センチ
内径…17センチ
高さ…2.5センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
モカグレージュ 洋まる平皿
西洋のアンティーク皿をモチーフにしたお皿です。
色は「モカグレージュ」。どこか落ち着いた大人っぽい深みのある「グレージュ」をベースに微調整してできた釉薬です。「ミモザの葉がドライになった時の渋い色」をイメージしながら作ったので、グレーと濃いベージュを合わせたような…”深みのある枯色”という感じ。グレージュに珈琲やチョコレートの色が混ざったような優しいブラウンなので、「モカグレージュ」という名前にしました♪
リムの立ち上がり角度が絶妙で持ち運びしやすく、食材がリムにはみ出しても気にせずお使いいただけます。1人分のおかずのやワンプレートごはんのお皿として、食パン皿としてもぴったりのサイズ感です。温かみと落ち着きのある雰囲気で、デザートプレートとしても可愛く素敵になりそうです♪

焼き色は一客一客で異なり、グレーっぽいものや茶色っぽいものと個性豊かです。小穴が見られるものや、施釉のハサミ跡が残っているものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。縁は釉薬が薄く、素地の色が感じられるものもあります。

大人のおやつ時間を魅力的に
食パンをのせるだけでも可愛いし、パスタにも使いやすくて、我が家でも出番の多い「洋まる平皿」。今回初めて「モカグレージュ」の釉薬をかけてみたら、マットで落ち着いた色とリムのひらひら模様が引き立て合い、大人っぽい甘さのある仕上がりになりました♪
まずはお菓子に使いたくて、
SHOZO COFFEEさんのガトーバスクをのせ、余白をちょっと飾って「おやつプレート」に。チェリージャムの酸味が効いたお菓子にフルーティーなブラックコーヒーを合わせるのは、大人になったから楽しめるペアリングだなぁと、しみじみじっくり味わいました。
*コーヒーのカップは
「フォレストグリーン まんまるマグ」です。
2025年6月 カワハラ
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。


*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。

*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
■ご注文前に必ずご確認ください■
よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られる症状の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。