※周囲の小物は含まれません。

サイズ 　
外（縦×横）…１５．５×２１．５センチ
内（縦×横）…１０×１６センチ
高さ…２センチ
手づくりの為、個体差があり、縦横・高さ共に５ミリ〜１センチ程度の誤差が生じることがあります。





＊２０２５年９月より、作り方をリニューアルしました。これまでに製作していたものとサイズはほぼ同じですが、色合いや質感が異なります。買い足しをご希望の方はご注意ください。また、価格も変更になりました。

ヨルノアオ 楕円太リム皿 中（結晶/ツヤなし部分あり）

太めのリムがポイントの、柔らかいシルエットの楕円皿の中サイズです。楕円の形というだけでどこかおしゃれで落ち着いた印象で、シンプルなデザインでスタイリッシュな雰囲気もあり、何でも盛り付けたものがサマになる...お店で出てくるような一皿が演出できると思います。
白土にかけた釉薬は「ヨルノアオ」。ツヤのある深い青色で、月あかりだけの真夜中の色…そんなイメージです。釉薬の濃淡や溜まりが見られる部分や、釉薬が薄く素地の色が感じられる部分もあります。
縁が少し上がっているので、多少の汁気なら受け止めてくれます。パンやお菓子のお皿として、おかず皿や取り皿としても…色々なシーンで活躍してくれそうです。記念日などのお祝いの席にもぴったりだと思います。




焼き色は一客一客で異なります。釉薬の溜まりやムラが見られ、釉薬が薄く素地の色が分かる部分もあります。また、全体的に釉薬と素地の間にできたヒビ模様の「貫入」が見られます。また、釉薬が結晶化してツヤのない部分もあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。





重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。








気取らずシンプル、でもちゃんと素敵に。



今日のおやつはお気に入りのパン屋さんで買ったマフィンとクッキー。「ヨルノアオ 楕円太リム皿 中」にのせただけでも、なんだかちゃんと特別なおやつに見えるんです。シンプルなのにどんな食べ物をのせても絵になる頼もしさがある器で、マフィンの焼き色やレモンの黄色も、自然と引き立ててくれます。



小ぶりすぎず大きすぎないサイズ感もまた絶妙で、マフィンやクッキーをのせても、少し余白ができるのがうれしいところ。器に生まれる余白って、心にも余白をくれるような気がします。「パールストーングレー 白鳥のマグ＜黄色の冠＞（貫入/釉ヒビあり） 」×「ホワイト 輪花皿 アネモネ」のカップ＆ソーサーに用意したカフェラテを添えたら完璧♪のんびりしたい午後にぴったりのおやつ時間になりました。

２０２５年９月　ミョウブダニ


週末ワインタイムに・・・



気持ちもリラックスできる週末の夜。１週間頑張ったご褒美に、お気に入りのお酒を楽しむのが至福の時間です。明日はお休みだから、とついつい夜更かしをしたくなる夜は、月明かりだけがほんのりと照らす深い夜空を連想させる「ヨルノアオ 楕円太リム皿 中」がお似合い。ナッツやチーズ、ドライフルーツを用意したら、週末ワインタイムの始まりです。さっと準備できる手軽なおつまみでも、おしゃれな雰囲気を演出してくれるので大人な落ち着いた時間が過ごせそうです。
＊バゲットをのせた器は、「ホワイトグレー ドレープ皿 小」です。

２０２３年１０月　ミョウブダニ





〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、６種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。

圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。

〈圧力鋳込み製法について〉
「楕円太リム皿 中」は圧力鋳込み製法という方法で生地を作っています。
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう（液体状の粘土）を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった２つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。１時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。


＊上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。


＊上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。



■ご注文前に必ずご確認ください■

よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られるキズ等の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。



当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。

買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。

ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。