※周囲の小物は含まれません。
サイズ
口径…10.5センチ
*持ち手まで含めた横…13センチ
高さ…7センチ
*8分目まで約180ml入ります。
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
薄紫 白鳥のマグ<黄色の冠>
側面の2か所に白鳥の模様を入れた、丸みのあるマグカップです。王冠を被って羽を大きく広げた白鳥の下には、2枚の羽根を描きました。
色は「薄紫」。ややくすみ系の淡い紫色で、釉薬に含まれる細かい成分なども感じられ、全体的に大人な雰囲気の淡色です。白鳥は白、そして王冠には黄色の釉薬を塗りアクセントをつけました。
たっぷりとしたサイズ感のマグなので、スープやグラノーラカップとしてもお使いいただけます。来客の際にもお洒落なおもてなしが叶いそうです。

焼き色や模様の出方は一客一客で異なります。明るい発色のものや、青みがかったものもあります。模様がぼんやりとしているものや、釉薬の流れがよく分かるものもあります。白鳥の白、王冠の黄色い釉薬はひとつひとつ手作業で施しているため、塗りムラが見られるものや、発色が薄いものもあります。また、小穴も見られます。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。


重ねた時と文庫本とのサイズ比較写真です。

白鳥のカップで優雅なひと時を
やわらかな薄紫色に、ちょこんと王冠をかぶった白鳥のワンポイント。見ているだけで、なんだか優雅な気分にさせてくれる「薄紫 白鳥のマグ<黄色の冠>」は、何でもない日常でも特別な気分にさせてくれるカップです。私はこのマグを「今日はちょっとがんばったな」という日に使うのが好きなんです。お気に入りの紅茶を淹れて、ひと息つけばちょっとしたごほうび時間に。
「プルーン 輪花皿 クリスマスローズ」をソーサー代わりに組み合わせると、自分だけのカップ&ソーサーになって特別感が増し、ちょっと贅沢な気分♪気分に合わせてお皿を変えてみるのも楽しく、「今日はどれにしようかな」と選ぶのもまた小さな楽しみになります。
2025年9月 ミョウブダニ
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そしてこの器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ない、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。
〈機械ロクロ成形について〉
機械ロクロで専用の石膏型を回転させながら成形する製法で、繊細な模様の入ったカップもきれいにそしてゆがみ少なく成形することができます。
石膏型は岐阜県の型屋さんにお願いしていて、私たちではとうてい作ることのできない細かい模様の入ったカップの石膏型も熟練の技術で私たちがデザインそして手づくりした原型そのままに作ってくれます。
そして、機械ロクロで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。粘土や石膏型の状態の細やかな管理から製作の作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。素地づくりのプロの職人さんたちのお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。

*上写真は、多治見の窯元の作業風景です。
白鳥や王冠部分の着色は、ひとつひとつ手作業で加飾を施しています。そのため、色合いがぼんやりとしていたり、凹みが見られたりと個体差があります。予めご了承ください。
■ご注文前に必ずご確認ください■
よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られる症状の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。
メタルマークにご注意ください

*この写真は「薄紫 白鳥のマグ<黄色の冠>」ではありません。
ホワイトやグレー等の薄い色の器では、金属製のスプーン等で強くこすると「メタルマーク」とよばれる跡がついてしまうことがあります。
これは、陶器よりも金属の方が弱く、摩擦で欠けてしまった金属の細かいかけらが陶器の隙間に入り込んで残ってしまうというものです。
洗っても落ちない傷がついてしまいますので、金属製のカトラリーをご使用の場合はご注意ください。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。