※周囲の小物は含まれません。
サイズ
外(縦×横)…19×19センチ
内径…15センチ
高さ…2.5センチ
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ〜1センチ程度の誤差が生じることがあります。
フォレストグリーン 八角洋皿 中
外径は八角形、内径は丸。ヨーロッパの古いピューター皿を模して製作した「八角洋皿」の中くらいのサイズです。
色はツヤと透明感のある「フォレストグリーン」。ややグレーがかった緑色でシックで大人びた色合いです。定番の八角洋皿にフォレストグリーンの釉薬を合わせることで、シックで大人な雰囲気も感じられる素敵な一枚になりました♪
少し深さがあるので、ソースやドレッシング程度の汁気なら受け止めてくれます。 和食も洋食もデザートも…どんなものにも似合うので活躍の幅が広いアイテムになると思います。

焼き色や模様の出方は一客一客で異なります。釉薬のムラや溜まりが感じられます。中には、釉薬と素地の間にできたヒビ模様の「貫入」が見られるものもあります。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。
重ねた時と、文庫本とのサイズ比較写真です。

爽やかなモーニングを楽しむなら
今日の朝食は、バゲットにクリームチーズをぬって、薄くスライスしたきゅうりをのせたオープンサンド。最後にディルを散らしたら、ぐっと爽やかに仕上がりました。器は「フォレストグリーン 八角洋皿 中」をチョイス。みずみずしいきゅうりやディルのグリーンと、フォレストグリーンの色味が相性ピッタリなはず!と思い選びましたが、やっぱりお似合い♪
爽やかさの中に落ち着きもあり、この器に盛り付けるだけで、なんだかカフェのモーニングみたいな気分が楽しめるんです。暑い日でもテーブルが涼しげにまとまって、気分良く過ごせそうです♪
*スープをいれた器は
「ホワイト ボタニカルまるカップ」です。
2025年7月 ミョウブダニ
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。
この器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、「圧力鋳込み」という製法との相性がとても良く、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ないので、私たちがデザインした形に近い仕上がりになってくれるからです。
圧力鋳込みで製作している素地作りの工程は、多治見の窯元さんにお願いすることになりました。プロの職人さん方のお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。
〈圧力鋳込み製法について〉
「フォレストグリーン 八角洋皿 中」は圧力鋳込み製法という方法で生地を作っています。
専用の石こう型に、機械を使って強い圧力をかけた泥しょう(液体状の粘土)を流し込んで成形する製法で、たたら作りや通常の鋳込み製法では作ることが難しい形状の器も作ることができます。
ひとつの器を作るために、対になった2つの石こう型を使います。ちょうどよく乾燥させた石こう型を積み上げ、小さな穴から、強い圧力をかけた泥しょうを流し込んでいきます。1時間ほどで泥しょうが固まるので、型を開けると器の形が出来上がっています。
泥しょうの状態の細やかな管理から製作の手作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。長年の経験や知識によって支えられた職人的な技術・製法です。


*上の写真は、多治見の窯元の作業風景です。

*上の写真は、当窯で「四つ葉のランチプレート」を作っているところです。
■ご注文前に必ずご確認ください■
よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られる症状の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。