※周囲の小物は含まれません。

サイズ
径…２０センチ
高さ…２．５センチ
手づくりの為、個体差があり、縦横・高さ共に５ミリ〜１センチ程度の誤差が生じることがあります。





薄緑（しっとり） 森と鳥のまるざら

「鳥と雲の皿」から始まった物語。雲の上を悠々と飛び回る４羽の鳥の家族は、たくさんの美しい木々が生い茂る森へ遊びにきました。ひとやすみするのはどの木がいいかしら？なんて話しながら森の上を悠々と飛んでいく鳥の家族をイメージして、お皿にしました。
色は「薄緑（しっとり）」。ほんのりツヤが感じられるややくすみ系の淡い緑色で、落ち着いた雰囲気です。鳥の部分には白い着色を施しました。釉薬に含まれる細かい成分が鉄点や青い点になって全体に見られ、釉薬の溜まりが分かる部分や、素地の白土の色が感じられる部分があります。
少し深さがあるお皿なので、ソース程度の汁気なら受け止めてくれます。食事の時間はもちろん、おやつ皿としてもかわいいと思います。



焼き色や模様の出方は、一客一客で異なります。また、鳥の着彩はひとつひとつ手作業で施しているため、塗りムラやはみ出しが見られ、個体差があります（写真下２枚目）。お任せ発送となりますので、予めご了承ください。



重ねた時と、文庫本との比較写真です。







やさしく爽やかなテーブルに



森の空を鳥たちがのびやかに舞う様子を描いた「森と鳥のまるざら」。薄緑の色合いがやさしく爽やかで絵柄があるのに料理を邪魔をしないので、テーブルにすっと馴染んでくれるのがお気に入りポイント。和洋中どんな料理にも合わせやすいのに、きちんと個性もある頼れる一枚です。



牛しゃぶサラダをのせた焼きそばを盛りつけてみたら、一人前がきれいに収まるサイズ感でした！器の色に麺のこんがりした色や野菜の彩りがよく映えて、食欲がそそられました。鳥たちや森の模様をちらりと眺めながらいただくと、いつものごはんも一段と楽しい一皿になると思います。

２０２５年８月　オオタケ





〈泥（でい）しょう作りについて〉
「森と鳥のまるざら」は泥しょう作りという方法で生地を作っています。
泥しょう作りとは、デザイン部で作った石膏の型を、「泥しょう」と呼ばれる陶土を液状にしたものの中に浮かせます。しばらくしたら取り出し、自然乾燥させ、泥しょうが固まったら型からはずします。
泥しょう作りで制作した器は、内側に細かい模様を入れることができます。
＊器の大きさ・形は一客一客で微妙に異なります。


＊写真は「花図鑑の西洋皿」を作っているところです。



■ご注文前に必ずご確認ください■

よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られる症状の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。



当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。

買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。

ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。