※周囲の小物は含まれません。
サイズ
口径…11.5センチ
高さ…5~5.5センチ
*8分目まで約160ml入ります。
ごはんは約150~170g入ります。
個体差があり、縦横・高さ共に5ミリ~1センチ程度の誤差が生じることがあります。
ヨルノアオ 空の飯碗 着彩
大きな翼を広げて夜空をはばたく鳥たちと、静かに輝く星々を描いた、ちょっと小ぶりの飯碗です。
色は、夜空を思わせる「ヨルノアオ」。ツヤのある深い青色で、月あかりだけの真夜中の色…そんなイメージです。釉薬の濃淡や溜まりが見られる部分や、釉薬が薄く素地の色が感じられる部分もあります。星の部分には黄色の釉薬をひとつひとつ手作業で塗っています。
背が低めで、ぽってりと柔らかい形のお碗なので、「ご飯茶碗」としての用途に限らず、副菜やおかずのお鉢的にもお使いいただけると思います。


外側には、大きな翼を広げてはばたく鳥たちと、星の模様を凹凸でデザインしました。3つの星には黄色の着彩を施しています。色や模様がぼんやりとしている部分もあります。予めご了承ください。



重ねた時と文庫本とのサイズ比較写真です。
夏の食卓に、白いごはんの楽しみを
夜空をはばたく鳥たちや星が描かれた、ちょっと遊び心のある飯碗。
ツヤのある深い青色が神秘的な雰囲気で、かわいいけれど子どもっぽくなりすぎない、そんなバランスがこの器の魅力だと思います。ごはんの白さをとてもきれいに見せてくれるので、「今日はごはんのおともに何をのせようかな…」と考えるのもちょっと楽しくなりそうです♪
さっぱりしたものが食べたくなる暑い日の白いごはんには「山形のだし」がぴったりですよね!きゅうりやなす、みょうがや大葉など、刻んだ夏野菜の風味が爽やかで、食欲がない時でも食べやすく夏バテ予防にも効果的。
「ヨルノアオ 空の飯碗 着彩」と山形のだしがあれば、シンプルな白ごはんももう立派なごちそうです!
*写真のだしの器には
「フロストグリーン 稜花鉢」を使いました。
2025年8月 オオタケ
〈磁器土について〉
よしざわ窯では通常、製作する器の形状、釉薬の発色や風合い等を考慮して、6種類以上の土を使い分けています。益子並土、白土、赤土、黒土、半磁器土、耐熱土などです。そしてこの器には、「磁器土」を使用しました。きれいな色合いというだけでなく、ゆがみやヒビ割れなどといった不具合が少ない、私たちがデザインした形に近い仕上がりになっています。
〈機械ロクロ成形について〉
機械ロクロで専用の石膏型を回転させながら成形する製法で、繊細な模様の入ったカップもきれいにそしてゆがみ少なく成形することができます。
石膏型は岐阜県の型屋さんにお願いしていて、私たちではとうてい作ることのできない細かい模様の入ったカップの石膏型も熟練の技術で私たちがデザインそして手づくりした原型そのままに作ってくれます。
そして、機械ロクロで製作している多治見の窯元さんに「粘土素地づくり」の工程をお願いすることになりました。粘土や石膏型の状態の細やかな管理から製作の作業ひとつひとつが、繊細でかつ無駄がない。素地づくりのプロの職人さんたちのお力をお借りすることで、よりきれいな器が安定して製作できるようになりそうです。

*上写真は、多治見の窯元の作業風景です。
■ご注文前に必ずご確認ください■
よしざわ窯で作る器には、細かい鉄点や小穴、細かい凹凸、形のゆがみ、釉薬のムラ等手作りならではの症状が見られますが、日常使いしていただくには問題ありません。
【器に見られる症状の例】のページをよくご確認の上、ご注文ください。
当よしざわ窯の器は、キレイに揃ったものをお好みの方にはお勧めできません。同じものとして製作していても、大きさ、形、色はすべて異なります。
買い足しをされる場合、お手元のものと新しくお買い求めになるものとは、色・形・大きさは異なるとお考えください。
ご注文の前には必ず「ご利用ガイド」のページをご覧ください。