サイズ 縦×横…20×20センチ
高さ…3センチ
キャメル… ツヤがありキャラメルのような、マスタード色のような、透明感のある落ち着いた雰囲気の色合いです。
この「隅切正方皿」は以前、「あめ色」でご紹介したことがあるのですが、「あめ色」=秋冬のイメージがあるので、鋳込みのカップ用に作られたキャメルが、模様もキレイにでることから、たたら作りの器にもかけてみよう!という事になり、 「あめ色」に代わる色として「キャメル」で仕上げてみました。
民芸調な雰囲気もある「キャメル」。あえて洋風な形、デザインのものにかけることによって今までにない新たな雰囲気で、気に入っています。^^
とは言え、よしざわ窯の中ではツヤのある色の器というのは珍しい存在なので、「キャメル」の器を普段どんな風に使っているか編集スタッフで話した時、サクナイさんが(作内さんは編集にも製作にも携わっています)作家さんの器と合わせて使っています!との会話から、作家さんの器を持参してきてもらい、撮影してみました。^^
民芸調な雰囲気もある「キャメル」は作家さんの器とも馴染みやすく合わせやすい!実際に並べた時に、そんな風に感じました。
新しい色となると、どの色と合わせたらいいんだろう?と考えてしまいがちだけど、 自分の気に入ってる器達を、深く考えずに並べてみるだけでも、器合わせが広がっていき、気がついたら、こんな器とも合うんだ!なんて新たな発見も楽しかったりします。^^
また、今までにご紹介したキャメル色の器はいくつかありましたが、比較的小ぶりなサイズのものでした。今回の「隅切正方皿」はメイン料理を盛りつけるられる位のサイズなので、改めて、当窯のどんな器と相性がいいのかも、考えてみました。^^
キャメルとの相性がいい色として「白」と「ペールグリーン」。この2色との組み合わせは透明感があり涼しげな雰囲気に…。「チャコール」と組み合わせるとシックな落ち着いた雰囲気になります。
今回は、色(キャメル)だけでなく、この器のポイントとなる「隅切り」と「cedar pattern模様」も交えながらコーディネートしてみました。
杉の葉をイメージした「cedar pattern」は、シックな雰囲気なので
「チャコール八角中鉢」(写真中央上)と
「ペールグリーン八角洋小鉢」(写真右上)との組み合わせ。直線的でシックなイメージに…。
「隅切正方皿」にメインの料理、「チャコール八角鉢」に副菜を、「ペールグリーン八角洋小鉢」に箸やすめ料理。そんな風にイメージしながら組み合わせてみました。^^
器づかいの参考にしていただけましたら幸いです。
小花をイメージした模様・flower patternを 施した、たたら作りの隅切皿です。
色はキャメル。ツヤがあり、キャラメル色のような…マスタード色のような…透明感のある落ち着いた雰囲気の色合いです。全体的にそばかすのような鉄点が見られます。
みんなで取り分ける料理に、そしてワンプレート料理にもぴったり♪リムが立ち上がっているので汁気のあるものにも使えるので幅広く活躍してくれる器だと思います。

当窯の器は、どれも少しいびつです。「たたら作り」という手法で作っているこのお皿も、やっぱりちょっといびつ。手作り感漂うのは、そのためだと思います。


「たたら作り」とは、簡単に言うと…1、良く練った土を、スライス状にする 2、その粘土を石膏型の上にのせて成形する という作り方。なので、ろくろ作りと違って、楕円や四角、花形など色々な形を作ることができます。
食事のときにも、後片付けのときにも、「縁をぶつけないように…」と緊張せずに使っていただくため、毎日どんどん使っていただくため、角は丸く。食洗機に入れても大丈夫です。 細かい凹凸があり、ザラっと感じる部分もあります。
細かい部分もご確認ください
手作りの陶器には、表面に細かい鉄点が出ていたり、小穴があったりします。
また 細かい凹凸を感じられる部分もあります。

また、表と裏では表情が異なりますので、裏側の様子もご確認ください。
小穴や細かな凹凸、また釉薬の流れが分かる部分もあります。


重ねるとこんな風。比較的、きちんと重なります。


また、器はひとつひとつ手作りのため、大きさ、形、色はすべて異なります。
あらかじめ、ご了承ください。
オーダーの前には必ず、
「ご注文の前に」のページをご覧ください。