連日の酷暑も、ようやくひと段落のきざし。
夕方になると特に涼しさを感じられるようになり、益子では夜に鈴虫の声も聴こえるようになりました。
早いもので、来週末にはもう9月。芸術の秋、読書の秋等という言葉が数多くある、魅力あふれる季節がやってきます。

秋といえば?
最初に頭に浮かんだのは「食欲の秋」、「味覚の秋」。そして月でした。
秋の味覚の中でも先陣を切ってやってくるのは、この時期だけの特別な日本酒「ひやおろし」。 9月初旬から続々と発売される円熟した夏越なごし酒を、今年もぜひ楽しみたいなと思っています。
*ひやおろしとは
冬に醸造された日本酒は、通常、劣化を防ぐために火入れ(加熱殺菌)を行います。夏を酒蔵で過ごした後、外気温と大樽の中が同じ温度になった頃に2回目の火入れを行うのですが、それを行わず常温(ひや)のまま、大樽から降ろす(おろし)ことから、その名前がついたそう。


せっかく特別なお酒をいただくのなら、自宅でゆっくりじっくりと楽しみたいもの。
お酒に合わせて秋の味覚を味わいたいところですが、本格的な秋らしい食材は(種類によっては)旬はもう少し先。夏野菜もまだまだおいしいので、器たちだけは秋を先取りすることにしました♪

いつもの食事でも、器たちを秋色に変えると、テーブルが表情を変えてくれます。
秋の夜長に、月と日本酒を楽しみながらの食事の時間は特別すてきに感じられて、まるで「月夜の宴」という感じ。
そんな風に楽しんでいただきたい今回の「365コーデ」は、 月夜の宴セット です。

◆「365コーデ」とは? →こちらをご覧ください


*陶器以外の物はセットに含まれません。

宴を楽しむ時に使いたいのは、落ち着いた秋に似合う色の器たち。リムがひらひらとしていたり、草花のリース模様だったりと、控えめなかわいらしさのあるデザインの器たちは、いつもの食事もちょっと大人っぽくシックにまとまるコーディネートにしてみました。

「月夜の宴セット」には、おまけで、月で餅つきをするうさぎをモチーフに制作した豆皿を1セットにつき1客お付けいたします。



そこにあるだけで秋らしいテーブルを作り出してくれる小さな満月の器は、お酒のおつまみに、ちょっとだけつけるお塩や柚子胡椒等の調味料を添えるときにピッタリだと思います。
詳しくは「365コーデ<月夜の宴セット>」のページでご確認ください。
*月のうさぎの豆皿の単品販売はありません。


今年の中秋の名月は9月13日。てっきりその日に、大きくてきれいな満月が見られる日なのかと思っていたのですが、今年の場合は翌日(14日)が満月だそう。中秋の名月とされる日と満月の日とは、1日程ずれていることが度々あるようです。
更に今年の9月14日の満月は、年内で1番小さく見える満月なのだとか。
大きいものとばかり思っていた満月。写真を撮るのも楽しみのひとつなので(このページの最初の月の写真も、わたしが撮影したものです)、当日は雲がかからないといいなぁと願いながら、とっておきの日本酒を用意しようと思っています♪


<月夜の宴>の器たちは、セットではない単品でもご用意しています。単品を組み合わせてみたり、セットに単品を追加してみたり。いつもの器に秋色をプラスして、「月夜の宴」を楽しんでみてください♪

2019年8月 カワハラ


365コーデ<月夜の宴>の器たち
「365コーデ<月夜の宴セット>」・「月白 木瓜皿」・「銅錆釉 秋のリース皿」・「青錆釉 正方西洋皿」・「ピスタチオ 西洋スープ皿」


プレビュー期間:8月23日(金)午後4時〜8月26日(月)午後2時 と、
ご注文受付開始:8月26日(月)夜10時20分〜表示されます。

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